やりたいこと:複数のPC間で、20GB程ある C:\Data\ を同期して仕事とかしたい
Windows版 iCloud Drive について調査した
- 一度に大量のファイルを同期すると完全に固まる
- 固まったときのリカバリ手段がない
- 同期の一時停止ができない
- .で始まるフォルダが同期対象外らしい
の理由により、自分の環境では採用できないと判断した。
iPhoneの写真もいっぱいになってきたし、iCloudをアップグレードすれば一石二鳥と考えていたが残念な結果になった。
容量
容量 | 月額 | ||
5 GB | ¥0 | 2 TB | ¥1300 |
50 GB | ¥130 | 6 TB | ¥3900 |
---|---|---|---|
200 GB | ¥400 | 12 TB | ¥7900 |
バックグラウンドプロセス
「Apple なんとか」というバックグラウンドプロセスが数個常駐する
同期フォルダ
C:\Users\HogeHoge\iCloudDrive\
というフォルダが作成される。
一応、場所は応変更できるが C:\Hoge を指定するとそこに C:\Hoge\iCloudDrive というフォルダが作られる。
※ C:\直下に作ることもできない。C:\\iCloudDrive となり同期がエラーになる
このフォルダの中に、さらにNumbersやらShortcutsのフォルダが作成される
ここに自分の作ったフォルダを置くと 同期されていく。
C:\Data\ は直接では同期できないので、ジャンクションを使ってどうにかする。
常に同期する
デフォルトはオンデマンドのような動きになっている。
状態のアイコンが雲のときはクラウドにある。白のチェックはダウンロードされた状態。
フォルダを右クリックメニューから「このデバイス上に常に保持する」「Always keep on this device」を選ぶと緑のチェックになり、常に同期する状態になる。
ただし同期のタイミングはかなり不定期。
今すぐ同期する
今すぐ同期する機能は無い。
ただ、何かファイルを作成するとクラウドにアップロードされるので、そのタイミングでダウンロード側の同期も高確率でおこなわれる。
大量に同期する
一度に大量大容量のファイルを同期しようとすると簡単にフリーズする。
こうなるとにっちもさっちもいかなくなり、まったく対処できない。
OneDriveなら一時停止⇒再開などでどうにかなるが、iCloudにはその手段が無い。
同期の一時停止
同期の一時停止機能は無い。
同期のオフをすると、PC上からはフォルダ内のすべてのファイルが削除されるので オフしてはいけない
(クラウドストレージ上にはすべて残るが、そのたびに何十ギガもダウンロードしてられない)
アホかよ おっかねーな
.gitの同期
.git や .idea のような .で始まるファイルは アプリフォルダ とみなされ、同期の対象ではないらしい。
マジかよ つかえねーな
ごみ箱
ごみ箱機能があり、削除したファイルはごみ箱に入る。
PC上では .Trash というフォルダに入る。
すべてのPCのゴミが入るので容量には注意が必要か?
ごみ箱を空にするにはブラウザのiCloudからアクセスするしかない
空き容量
空き容量がグラフィカルにいつでもわかるので助かる