- 物理ボリュームを作る
- ボリュームグループを作る
- 論理ボリュームを作る
物理ボリュームを作る
# pvcreate /dev/sda1
/dev/sda1を物理ボリュームとしてフォーマットする感じ
物理ボリュームの一覧はpvscanで一覧できる
# pvscan pvscan -- reading all physical volumes (this may take a while...) pvscan -- ACTIVE PV "/dev/sda1" of VG "Hoge" [99.50 GB / 99.50 GB free] pvscan -- inactive PV "/dev/sdb1" is in no VG [100 GB] pvscan -- total: 2 [200 GB] / in use: 1 [100 GB] / in no VG: 1 [100 GB]
詳細はpvdisplayで確認する
削除は出来ないけど基本的にどうでもいい
pvcreate -- ERROR: "/etc/lvmtab" doesn't exist or is unreadable; you may need to run vgscan
エラーが出たときは vgscanコマンドを実行すると /etc/lvmtabを作ってくれる。
/etc/lvmtabにはボリュームグループの一覧が書かれる(最初は空っぽ)
ボリュームグループを作る
# vgcreate -s256M Hoge /dev/sda1
これでHogeというボリュームグループが作成される。
-sでPE(PVの分割最小単位のサイズ)を指定する。今回は256MB。
削除するときには、一旦 非アクティブにする必要がある。
# vgchange -an Hoge # vgremove Hoge
vgscanやvgdisplayで作ったボリュームグループの一覧が見れる
# vgdisplay --- Volume group --- VG Name Hoge VG Access read/write VG Status available/resizable VG # 0 MAX LV 256 Cur LV 0 Open LV 0 MAX LV Size 2 TB Max PV 256 Cur PV 1 Act PV 1 VG Size 99.50 GB PE Size 256 MB Total PE 398 Alloc PE / Size 0 / 0 Free PE / Size 398 / 99.50 GB VG UUID wB0jP3-ZMsZ-T5GC-kpiw-A1ks-GKyj-XoCJto
これで、ボリュームグループHoge に /dev/sda1 を所属させた感じ。
ここから論理ボリュームを切り分けていく。
論理ボリュームを作る
lvcreate -l 398 -n Data Hoge
-l 398は使うPEの数を指定する。-Lでサイズとしても指定できる。とりあえずvgdisplayで見れる最大PE数を書いとけば使いきれる。
物理ボリュームをボリュームグループに追加
ITmedia エンタープライズ:特集:LVMによるディスクパーティションの動的化(後編) (1/5) (説明は中途半端)
# vgextend Hoge /dev/sdb1
/dev/sdb1をボリュームグループHogeに追加する
追加したばかりだと容量は使ってないのでpvscanでこう見える。
# pvscan pvscan -- reading all physical volumes (this may take a while...) pvscan -- ACTIVE PV "/dev/sda1" of VG "Hoge" [99.50 GB / 0 free] pvscan -- ACTIVE PV "/dev/sdb1" of VG "Hoge" [99.50 GB / 99.50 GB free] pvscan -- total: 2 [200 GB] / in use: 2 [200 GB] / in no VG: 0 [0]
論理ボリュームに容量を追加する
使える容量が用意できただけなので、論理ボリュームに追加しないとディスクサイズは大きくならない。
# lvextend -L 150G /dev/mysqlarea1/Hoge
余っている分だけサイズを指定する。lvextendを使えば以前より小さいサイズを指定出来ないので事故が無い、はず。
その上のファイルシステムのサイズ拡張は適当にやる。ext2resizeとかなんとか。