DevilsPie - 揮発性のメモ２

Google Chromeが起動するたびに少しずつ右にズレていくので、なんとかするツールを探した。

DevilsPieとは、Linuxのデスクトップ環境でウィンドウが表示された時に、自動的に表示位置や大きさを調整するための常駐型ツールである。
設定ファイルにしたがって、ウィンドウやダイアログが発生したときに、指定しておいたサイズや位置に自動で変更してくれる。

インストール

apt-get install devilspie gdevilspie

起動/停止

スタート→アクセサリ→gDevilsPie でGUIを起動し、Start で起動する。
設定ファイルを変更して反映させるときも、ここでStop/Startすると楽。

Start devilspie daemon automatically at login. にチェックを入れればログイン時に自動で起動してくれる。
(~/.config/autostart/devilspie.desktop を作って、自動起動の有効無効を変更してくれる)

設定ファイル

~/.devilspie/hoge.ds を作成する

(if
  (and 
    (is (window_xid) "0x3600001")
    (matches (window_name) "Google Chrome")
  )
  (begin 
    (geometry "1104x1140+0+31")
  )
)

( if(条件)(行動) ) のような書き方がとりあえず基本形。
条件は (and ) で括れば複数の条件書ける。 OR条件なら (or )。
行動も複数書きたいときは (begin ) で括ると良い。
ひとつのときはくくる必要ないが、括弧代わりに残しておいたほうが読みやすい。
どういう変数が使えるかはここを参照する。