揮発性のメモ2

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RedHatの仮想NIC追加

GUI(redhat-config-network)で仮想NICを追加すると、次のファイルができる。(全部同じ)

  • /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0:1 (★)
  • /etc/sysconfig/networking/device/ifcfg-eth0:1 (※)
  • /etc/sysconfig/networking/profiles/default/ifcfg-eth0:1

起動ボタンで仮想NICが有効になるのでifconfigで確認する。
起動中にダイアログが出るが、どう見てもエラーとしか思えずついキャンセルを押してしまうので押さないようにする。


GUIで仮想NICを削除すると、(※)のファイルが残される。
次にGUIを起動すると、消したはずの仮想NICが残っていてチェックボックスが外された状態になっていて、ここでチェックを入れるとほかの設定ファイルが復活する。
仮想NICを完全に消すには(※)のファイルを手動で削除する。


GUIガン無視で手動設定するときは(★)だけ作ればよい。設定ファイル作成後にネットワークを再起動する。

/etc/init.d/network restart
または
service network reload

次にGUIを起動したときに、勝手にコピーされて整合性が取れる。

本物NICの設定ファイル

DEVICE=eth0
BOOTPROTO=none
BROADCAST=192.168.7.255
HWADDR=00:00:00:55:55:55
IPADDR=192.168.7.112
NETMASK=255.255.255.0
NETWORK=192.168.7.0
ONBOOT=yes
TYPE=Ethernet

仮想NICの設定ファイル

GATEWAY=192.168.8.1
TYPE=Ethernet
IPADDR=192.168.8.101
DEVICE=eth0:1
HWADDR=00:00:00:55:55:55
BOOTPROTO=none
NETMASK=255.255.255.0
ONBOOT=yes
USERCTL=no
PEERDNS=yes
DEVICE バイス 仮想NICなら eth0:1
BOOTPROTO DHCPかstaticか DHCPなら'dhcp'
TYPE タイプ Ethernet
HWADDR MACアドレス 00:00:00:55:55:55
IPADDR IPアドレス 192.168.8.101
NETMASK ネットマスク 255.255.255.0
NETWORK ネットワークアドレス 192.168.8.0
BROADCAST ブロードキャストアドレス 192.168.8.255
GATEWAY デフォルトゲートウェイ 192.168.8.1
ONBOOT ブート時から有効かどうか yes
USERCTL 一般ユーザが変更できるか no
PEERDNS resolv.confを書き換えるか staticならどうでもいい。DHCPならyes

デフォルトゲートウェイは、多分最初に見つけたものが有効になる。

ルーティングの設定

  • /etc/sysconfig/network-scripts/route-eth0 (★)
  • /etc/sysconfig/networking/profiles/default/route-eth0

昔はここ

  • /etc/sysconfig/static-routes


参考にしたページ