GUI(redhat-config-network)で仮想NICを追加すると、次のファイルができる。(全部同じ)
- /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0:1 (★)
- /etc/sysconfig/networking/device/ifcfg-eth0:1 (※)
- /etc/sysconfig/networking/profiles/default/ifcfg-eth0:1
起動ボタンで仮想NICが有効になるのでifconfigで確認する。
起動中にダイアログが出るが、どう見てもエラーとしか思えずついキャンセルを押してしまうので押さないようにする。
GUIで仮想NICを削除すると、(※)のファイルが残される。
次にGUIを起動すると、消したはずの仮想NICが残っていてチェックボックスが外された状態になっていて、ここでチェックを入れるとほかの設定ファイルが復活する。
仮想NICを完全に消すには(※)のファイルを手動で削除する。
GUIガン無視で手動設定するときは(★)だけ作ればよい。設定ファイル作成後にネットワークを再起動する。
/etc/init.d/network restart または service network reload
次にGUIを起動したときに、勝手にコピーされて整合性が取れる。
本物NICの設定ファイル
DEVICE=eth0 BOOTPROTO=none BROADCAST=192.168.7.255 HWADDR=00:00:00:55:55:55 IPADDR=192.168.7.112 NETMASK=255.255.255.0 NETWORK=192.168.7.0 ONBOOT=yes TYPE=Ethernet
仮想NICの設定ファイル
GATEWAY=192.168.8.1 TYPE=Ethernet IPADDR=192.168.8.101 DEVICE=eth0:1 HWADDR=00:00:00:55:55:55 BOOTPROTO=none NETMASK=255.255.255.0 ONBOOT=yes USERCTL=no PEERDNS=yes
DEVICE | デバイス名 | 仮想NICなら eth0:1 |
BOOTPROTO | DHCPかstaticか | DHCPなら'dhcp' |
TYPE | タイプ | Ethernet |
HWADDR | MACアドレス | 00:00:00:55:55:55 |
IPADDR | IPアドレス | 192.168.8.101 |
NETMASK | ネットマスク | 255.255.255.0 |
NETWORK | ネットワークアドレス | 192.168.8.0 |
BROADCAST | ブロードキャストアドレス | 192.168.8.255 |
GATEWAY | デフォルトゲートウェイ | 192.168.8.1 |
ONBOOT | ブート時から有効かどうか | yes |
USERCTL | 一般ユーザが変更できるか | no |
PEERDNS | resolv.confを書き換えるか | staticならどうでもいい。DHCPならyes |
デフォルトゲートウェイは、多分最初に見つけたものが有効になる。
ルーティングの設定
- /etc/sysconfig/network-scripts/route-eth0 (★)
- /etc/sysconfig/networking/profiles/default/route-eth0
昔はここ
- /etc/sysconfig/static-routes
参考にしたページ