VSCodeで、gcc を指定する

Remote-SSH でリモートのLinux開発機のgccを使うときは、次のように設定ファイルを書く

.vscode/c_cpp_properties.json

{
    "configurations": [
        {
            "name": "Linux",
            "compilerPath": "/usr/bin/gcc",
            "cStandard": "gnu99"
        },
        {
            "name": "Linux クロス",
            "compilerPath": "/usr/bin/arm-linux-gnueabihf-gcc",
            "cStandard": "gnu99"
        }
    ],
    "version": 4
}

今どの設定を使っているかは設定は右下に表示されてて、そこから選択もできる

各変数はだいたいこんな感じ

configuration	設定の配列
name	設定の名前。Unkoでもなんでもいいけど必須
compilerPath	コンパイラのパス。 書かなければ gcc になるけど、一応書いとく
includePath	インクルードパス。 書かないときは vscode-server がgccから勝手に取得する
defines	ソースコードには書いてない定数 （makeで -D で渡してる定数とか）はここに書く。渡してなければ書かない
intelliSenseMode	インテリセンスのモード選択。 書かなくても gcc って書いてあるからわかる
cStandard	Cのバージョン。 書かないとvscode-serverがgccのバージョンを見て適当に決める。 書かなくてもよいが、gnu11でないと使えない定数とかあるし、ちゃんと書く
cppStandard	C++のバージョン
version	4固定。必須

しっかり目に書くとこんな感じ

{
    "configurations": [
        {
            "name": "Linux",
            "compilerPath": "/usr/bin/gcc",
            "includePath": [
                "/usr/include",
                "/usr/include/x86_64-linux-gnu"
            ],
            "defines": [
                "_POSIX_C_SOURCE=200809L",
                "_GNU_SOURCE"
            ],
            "intelliSenseMode": "linux-gcc-x64",
            "cStandard": "gnu11",
            "cppStandard": "gnu++17"
        }
    ],
    "version": 4
}

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