揮発性のメモ2

知識をメモ書きしておく

RHELで、VirtualBox Guest Additionsをインストールする

RHELにはパッケージが無いので、Debianみたく自動的にGuest Additionsが当たったりしない

コンパイル環境

カーネルコンパイルできる環境を用意する

dnf install gcc kernel-devel

最低限必要なのは gcc, make, kernel-devel, kernel-headers, elfutils-libelf-devel

Guest Additions のCDを挿して、インストールスクリプトを実行

メニューの「デバイス」から Guest Additions CDイメージを挿入する
適当なところにマウントされるので、そのディレクトリを探す
VBoxLinuxAdditions.run を実行すると、コンパイルが始まる

# cd /run/media/unko/VBox_GAs_7.2.0/
# ./VBoxLinuxAdditions.run
エラーが発生したとき

セットアップ時のログは /var/log/vboxadd-setup.log に出力される。
コンパイル時のエラーもここに出る。
VirtualBoxのバージョンが古いとコンパイルがエラーで失敗するので、ちゃんと新しいのを使う
(RHEL9.6 は VBox7.0.24以降で対応)

インストール完了

インストールが成功するとGuestAdditionsが適用されて、画面がリサイズされてマウス移動がシームレスになる。

画像サイズの変更

RHELの中で画面サイズを変更しても、一時的なもので再起動すると忘れられてしまう
VirtualBoxのメニューから 表示 ⇒ 仮想スクリーン1 で選択できる